令和5年8月18日(金)に開催された第2回WXBC版ジュニアセッションで発表を行いました。
第2回WXBC版ジュニアセッション
これは気象ビジネス推進コンソーシアム (WXBC) により、気象ビジネス推進のベースとなる人材・スキル育成を目指すことを目的として実施されたものです。
Zoomによりオンラインで実施され、全国のWXBC会員、全国の管区・地方気象台、関係者など、多数の方々が参加されました。
高校生による発表は、今年5月に開催された「第9回日本気象学会ジュニアセッション」発表校の中から選ばれた5校で、本校は「不知火海を吹く風」について発表を行いました。
発表内容は教科書にはよく書いてある「海陸風」についてでしたが、実際は場所によって「海」と「陸」の位置づけが難しく、そのことを気象学会の方も話をされていました。
講評では、愛媛県で有名な「肱川あらし」も海陸風と同様に、海と陸の比熱の違いが原因で起こる珍しい現象で大変興味深いテーマである、とのコメントを頂きました。
他にも、自前の気象観測装置の開発、防災アプリの開発・改善など、大変専門性があり、ユニークな研究発表があり、勉強になるとともに、良い刺激を受けました。
今後も「海陸風」や「不知火海を吹く風」の研究を深めていきたいです。