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【高校】科学部地学班 江戸時代最大級の火山災害“島原大変肥後迷惑”について学ぶ

肥後の里山ギャラリー(肥後銀行本店1階)で開催された展覧会を観覧しました。

島原大変 肥後迷惑

 今からおよそ230年前の寛政4年(1792年)に、日本で最大級の火山災害が起きました。

雲仙普賢岳の噴火、地震、そして眉山の崩落は、島原城下を飲み込み、大津波を起こして対岸の肥後・天草にも押し寄せました。死者は1万5千人にも及ぶこの未曽有の災害は、“島原大変肥後迷惑”とよばれています。

有明海沿岸には、被災者や漂着した溺死者を供養した塔や災害伝承碑が多く建立され、災害の記録が残されています。

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地学の授業でも触れられてはいましたが、今回展示物を実際に観覧し、過去に島原や熊本で起こった未曽有の歴史的災害について、現代の私たちが知る必要性を感じました。

今後、宇土半島を中心に災害伝承碑や供養塔などを訪ね、災害の記憶や教訓、先人たちの思いを後世に伝えられるようにしていきたいです。

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