神秘の火「不知火現象」の観測をめざし、2月5日に宇城市役所を訪問し、協力依頼をしました。
6年間の研究でも観測できていない「不知火」観測を、今年こそは成功させるために、漁火(いさりび)を出してもらうことの協力依頼を行いました。
近年、不知火が見られなくなっていますが、光路シミュレーションを行った結果、不知火が見えるとされる時期の夜間の禁漁が原因であることが分かってきました。
また、対岸の街明かりではなく、漁船の漁火があれば、顕著な蜃気楼現象が起こり、不知火が発生しやすくなることも分かってきました。
よって、実際に漁師さんに船を出してもらい、漁火を灯してもらうことで、今年こそは、不知火を観測したいと考えています。
そこで、不知火海の漁師さんや景勝地などとも関わりのある宇城市に協力依頼をしました。
実際に、今回対応してくださったのは、宇城市教育委員会文化スポーツ課の藤川さん(学芸員)です。
協力の相談をする様子
研究成果や研究内容、そして、依頼内容についても、丁寧に話を聞いて下さいました。
研究成果や研究内容を説明する様子
研究成果や研究内容を説明する様子
令和の時代に、市役所や神社、漁師さんなど、多くの方々と協力しながら、幻の「不知火」の観測を成功させたいです!!