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宇土中高生徒がシンガポール海外技術者とAIテーマで交流!

 宇土中高科学部の生徒・関係者約50人が,業務用アプリのソフトウェア開発の株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP,本社東京)シンガポール支社のバラットさんらと交流会を開催しました。
 本校は,AI分野の発展が目覚ましい昨今、機械学習や深層学習を支えるプログラミング言語Pythonに注目し,2018年度には情報の授業にPythonを導入,翌年には台湾の静宜大学と協定を結び,台湾現地で生徒がICT技術やプログラミング教育を学べるプログラムを導入するなど,プログラミング教育の推進に力を入れてきました。そんな中,熊本市内にも拠点を置くWAP社様と,昨年からIT人材育成の一環で意見交換を続け,今回,ソフト開発に携わるバラットさんの来日にあわせて交流会が実現しました。

 科学部情報班AIチームのの部員5名は,3月に開催された「AI甲子園inYamagata」にオンラインで出場し,AIによる画像読み取りの正確さを競う「競技テーマ部門」で1位、聴覚障がい者の読唇を難しくするマスク問題をAIで解決するという学校独自の「探求テーマ部門」で3位を獲得しており,この内容をバラットさんらに紹介しました。続いて,バラットさんが生成AIなどについて現在行っているソフト開発や,企業コンテストに挑戦した内容が受賞したことなど紹介いただきました。
 バラットさんからは「マスクを着用した音声認識プロジェクトAIは,特に注目に値します。 AI甲子園の競技で素晴らしい成果を上げただけでなく、AIの現実世界での潜在能力を示しています。この技術がロボットやビジネスや社会に利益をもたらしたり,他のアプリケーションで使用されたりすることを想像してみてください。これこそがAI分野の進歩を推進する革新的な思考の典型です。皆さんの努力と献身的な姿勢に,本当に感銘を受けました。」とお褒めの言葉をいただきました。放課後の1時間という限られた時間ではありましたが,会場はたくさんの人で埋め尽くされ,盛会に終わることができました。

 ※西日本新聞社様には,この内容を熊本面トップに大きく掲載(4月25日(木)付)していただきました。

   ※熊本日日新聞社様には,この内容を「まち・ひとセレクト」に大きく掲載(4月26日(金)付)していただきました。

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 AI交流会

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