令和6年5月25日(土)に日本気象学会、26日(日)に日本地球惑星科学連合大会に参加し、発表を行いました。
第10回 日本気象学会ジュニアセッション2024
この学会は、中高生の天気や気象に関する研究を発表できる学会です。
今回は、オンラインによる発表でした。
ジュニアセッション2024-開催案内- | 公益社団法人 日本気象学会 (metsoc.jp)
ちょうど、翌日の学会参加のために朝から飛行機で東京に行っていたため、宿泊するホテルからオンラインで学会に参加しました。
本校が発表したのは、以下の3件です。
①「知らない現象(不知火現象)を科学する6」
②「えっ、島が浮いてる!?~浮島現象の発生・観測条件と科学的原理~」
③「不知火海を吹く風を探る~近くに地域気象観測所がない「永尾」の風~」
他校の素晴らしい気象関連の研究を知り、とても勉強になりました。
また、シミュレーションや再現実験、不知火海を吹く風の成因などについて、質問や助言を頂くことができました。
さらに、研究者の中には、先週の日本蜃気楼協議会に引き続き助言を下さった方もいて、とてもありがたいと感じました。
日本地球惑星科学連合2024年大会 高校生によるポスター発表
この大会は、高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式 で発表するものです。
地球惑星科学分野の第一線の研究者と一緒に発表し、議論できる大変貴重な機会です。
今回は、全国から110件もの様々な研究発表があり、会場はとても賑わいました。
本校からは、昨日、日本気象学会で発表した3件に加え、地質に関する研究の合わせて4件の発表を行いました。
発表した研究の題目は以下の通りです。
①「知らない現象(不知火現象)を科学する6」
②「えっ、島が浮いてる!?~浮島現象の発生・観測条件と科学的原理~」
③「不知火海を吹く風を探る~近くに地域気象観測所がない「永尾」の風~」
④「馬門石が赤いのはなぜ?~分布調査、露頭観察、成分分析から考える~」
高校生だけでなく、大学や研究機関の方々が、ポスター発表を見に来てくださいました。
また、研究者の方々と一緒に議論をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
「論文化したらどうか?」や「大学と協力して論文発表した方がいい。絶対に面白い」という声も頂きました。
まだまだやり残しがあるので、研究を深めていきたいと思います。
多くのご助言、ありがとうございました。