日本陸水学会第 88 回熊本大会高校生ポスター発表に参加し、5件の研究をポスターにて発表しました。
審査結果はどうだったのでしょうか?
日本陸水学会第 88 回熊本大会高校生ポスター発表
日にち:令和6年10月19日(土)
場 所 :熊本大学 東京エレクトロン イノベーションプラザ
日本陸水学会への学会参加は初めてでした。本学会が、地元の熊本大学で開催されるということで、県内の高校は是非、研究発表してほしい、とのことだったので、あまり陸水に関係ないなと思いながら、参加しました。
朝からあいにくの雨でしたが、早めに会場に入り、ポスターを掲示して、昼過ぎに開始のコアタイムに向けて、発表練習を行いました。
コアタイムの時間帯は、大変多くの方が研究発表を見に来てくださいました。
発表を聞いて「面白い研究だね」と言ってくださったり、その人が別の人を連れてきて、その方が、実際に発表を聞いた後で「本当だ。面白い」とおっしゃったりしました。
逆に全国から多くの中高生が集まり、琵琶湖や諏訪湖などの陸水に関する専門的な研究をしていたので、発表を多く聞かせてもらい大変勉強になりました。
当日、早速表彰式がありました。
最優秀賞1件、優秀賞3件、研究奨励賞3件の合計7件の賞が選ばれます。
優秀賞(2位相当、2件/3件))
題目「知らない現象(不知⽕現象)を科学する〜現代の不知⽕観測への挑戦と不知⽕海でしか⾒られない理由とは〜」
題目「島原⼤変肥後迷惑による津波被害〜実態把握、効果的な伝承⽅法の開発、科学的特性〜」
研究奨励賞(3件/3件)
題目「えっ、島が浮いてる!? 浮島現象を科学する〜浮島現象の発⽣・観測条件と発⽣原理〜」
題目「なぜ不知⽕は⼋朔の晩にしか⾒られないのか 〜海⽔温や⾵などの気象的条件から探る〜」
題目「⾺⾨⽯の⾚⾊はヘマタイト(Fe2O3)によるものか」
ということで、本校からは5件の研究発表をしましたが、すべての研究が入賞しました。
最優秀賞は逃してしまいましたが、生徒たちは満足そうでした。
今後の大会に向けて
次の日曜日は、高校生の理科の研究発表大会があります。
全国大会へ出場する代表校を決定するとても大事な大会です。
次こそは、「最優秀賞」を目指してもうひと頑張りしたいと思います!
また、今回、優秀賞を受賞した「島原大変肥後迷惑」に関する研究は、1年生が中心となって行った研究発表でした。
中3の時から現地調査を行い、地域住民の方に聞き取りをしたり、震災遺構の写真を撮ったりしながら研究を進めてきたので、研究レベルも高くなり表彰されるに至ったのだと思います。
明日は、国際交流会館で行われる「ぼうさいこくたい2024 in 熊本」に参加し、「島原大変肥後迷惑」関する研究発表をステージにて発表します。
10時30分開始です。頑張ります!!