熊本県の科学部の高校生が参加する大会の地学部門で「最優秀賞(第1位)」を受賞することができました。
令和6年度第75回熊本県高等学校生徒理科研究発表会(サイエンスコンテスト2024)地学部門
日にち:令和6年10月27日(日)
会 場:崇城大学 薬学部 DDS 棟 451 大会議室
この大会は、上位大会への出場校を決める大事な大会で、上位3位までは九州大会と次年度の県総文、そして、1位のみが全国総文への出場権を得ます。
今年度は、地学部門に14件もの発表があり、近年稀にみる多さでした。本校からは、地学班8名が参加し、5件の発表を行いました。
審査結果
部活動部門
「最優秀賞(1位)」を受賞しました。
全国総文出場は、地学班としては4年連続、さらに科学部としては、13年連続となります。
発表題目:知らない現象(不知火現象)を科学する6〜地震によっ て引き起こされる幻の現象の観測〜
7年間による長期間の観測や試行錯誤による36年ぶりの不知火観測の成功、漁協や地域、を巻き込んだ活動、クラウドファンディングなどによる研究協力の広がりなどが評価されました。
他の発表は、優秀賞でしたが、「面白い研究ですね」「よく頑張っていますね」と声をかけていただきました。
発表題目:なぜ不知火は、 八朔の晩にしか見られないのか〜不知火海における気象学的条件から探る〜
発表題目:馬門石が赤い理由を探る2〜赤色の原因はヘマタイトなのか︖ 〜
発表題目:えっ︕ ︖ 島が浮いている︖浮島現象を科学する2〜よく 浮いた浮島現象を見るには〜
発表チャレンジ部門
「部会長賞」を受賞しました。
発表題目:島原大変肥後迷惑による津波被害〜実態把握、 効果的な伝承方法の開発、 科学的特性〜
この研究は、1週間前に「ぼうさいこくたい2024 in 熊本」で発表した内容です。
第84回科学研究物展示会(科学展)
県大会で口頭発表した研究は、5件すべて「第84回科学研究物展示会(科学展)」に出品し、以下の日時、会場にて一般公開されます。是非、ご覧ください。
日時:11月2日(土)~5日(火)午前9時~午後5時
会場:東海大学熊本キャンパス3号館5階
今回、この1年間に多くの方のご協力により進められた研究の成果を、5件もの題目で発表することができました。
ご協力くださった皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。