科学展の表彰式に参加しました‼
令和6年度(2024年度)熊本県科学研究物展示会(第84回科学展)の表彰式
12月11日(水)に県庁地下大会議室にて行われた標記の表彰式に参加しました。
式の前にはくまモンがサプライズで登場し、会場をわかせてくれました。
初めてくまモンを間近で見た子どもたちの歓声で、大盛り上がりでした。
熊本県教育委員会賞(県2位相当)
「知らない現象(不知火現象)を科学する6~地震地形により引き起こされる「幻の現象」の観測~」(科学部地学班)
表彰式後の主催者挨拶では、熊本日日新聞社の社長が「素晴らしい研究ばかりだった」としながらも、印象に残った研究として「不知火現象」の研究を挙げて話をされました。
7年間もの継続研究であり、困難にもめげずに解決しようと試行錯誤したことで、36年ぶりとなる不知火の観測の成功に至ったこと、そして、不知火の研究を続ける中で出てきた疑問を元に、さらに広がりのある別の研究にまで発展できていること、さらには、そのような課題解決に向かう姿勢は、これからの社会で求められるようになること、などです。
大変ありがたいお言葉をいただき、大満足の表彰式でした。
他にも、多くの作品が入賞を果たしましたので、以下に紹介します。
熊日ジュニア科学賞
「島原大変肥後迷惑による津波災害~実態把握、効果的な伝承方法の開発、津波の科学的特性とその検証~」(科学部地学班)
「なぜ不知火は八朔の晩にしか見られないのか~海水温や風などの気象的条件から探る~」(科学部地学班)
「馬門石の赤色は、ヘマタイト?」(科学部地学班)
「溜め池の水が秋口に一夜にして濁る謎を追う」(科学部物理班)
優賞
- 「球形レンズに潜む2つの焦点」(課題研究物理)
- 「えっ!?島が浮いている?~浮島現象を科学する6~」(科学部地学班)
- 「災害時の生活用水を確保しよう!!!〜斬首場の水をろ過しよう〜」(学際課題研究非常用水班)
12月なのに県庁のイチョウ並木がとてもきれいで、受賞を祝ってくれているかのようでした。
来年も表彰式でくまモンに会えるように、頑張ります!!