3月14日に東海大学熊本キャンパスにて行われた日本農業気象学会に参加しました。
日本農業気象学会2025年全国大会 高校生ポスターセッション
この大会は、日本農業気象学会2025年全国大会プログラムの一環として、熊本県下の高校で生物や環境、農業に関連した研究を行っている高校生のためのポスター研究発表会です。
期日:2025年3月14日
会場:東海大学熊本キャンパス
高校生による発表は6件で、全国の大学や研究機関から参加する農業気象の研究者とディスカッションを行いました。
地学班の今回の研究テーマは、「ついにとらえた!!神秘の火“不知火”の正体に迫る」。
36年ぶりに観測に成功した不知火現象に関して、明らかになった内容を中心に話しました。
ポスター発表の後には表彰式があり、高校生ポスターセッションの中では最優秀賞に相当する「優秀賞」を受賞することができました。
審査講評では、「不知火を野外で実際に再現するとともに、原理を明らかにして室内実験で発生させた点はすばらしい。
また、先行研究から発展させた点も具体的に示している点も科学的である。」と、大変嬉しいコメントを頂くことができました。
高校生のポスターセッションと同時に、学会員の方のポスターセッションもあり、学会員の方から農業や気象に関わる研究について、話を聞くことができました。
気温や水温、風などの気象と農作物や樹木、土壌生物などの生物との関わりに関する研究でとても幅広い研究だと思いました。
北極圏での生物の働きに関する研究や、地球温暖化といった地球規模の環境問題に関する研究など、多種多様で農業や気象に関する研究もとても面白いと知ることができ、大変有意義な大会となりました。
企業ブースでは、様々な気象データを観測するデータロガーや、ミニトマトやシャインマスカットを収穫するVR体験など、楽しみながら農業や気象について多くの学ぶことができました。
ミニトマトを収穫しているところ
日本農業気象学会の皆様、ありがとうございました。