4月16日(土),本校3年生は,終日模擬試験に挑みました。ほぼ全員の生徒達が下校を始めている中,化学教室から「カンカンカンカン」という音が聞こえ始めました。
3年SS課題研究のガンゼキ班の活動開始です。模擬試験で疲れているにもかかわらず,データ収集用のガンゼキ製作を始めました。
ガンゼキとは,轟泉水道(日本最古の上水道)における石管の結合部や隙間を埋めるために利用される接着剤。彼らは,地域の素材をテーマに課題研究を進めています。
今週末は,SSH研究成果発表会(7月)に向けての最後の追い込みです。明日17日(日)は,それぞれが部活動を終えた後,製作したガンゼキを用いた測定・データ収集に取り組みます。
彼らの試薬や実験器具の取り扱い方は,高校生とは思えないほどに手慣れていました。また,チームワークもよく,スムーズに研究を進めていました。
宇土高等学校では,確実に未来の科学者が育っています。(投稿者 宮本)
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