５月２６日（木）
本日,第一体育館にて高校総文祭,高校総体,野球選手権大会,吹奏楽コンクール,定期公演に参加する部員たちが一堂に会しての選手推戴式を実施しました。それ以外の生徒たちは,各教室からリモートにて推戴式に参加しました。放送部の開式通告により式は進行されました。校長による激励,選手を代表して陸上部主将へ校旗を貸与し,選手を代表して柔道部主将が宣誓しました。また,文化系の８団体,体育系の１７団体が整列し,部長や主将が大会へ向けた決意表明をし,放送部による閉式通告により式を閉じました。選手推戴式では,発表の機会の近い者同士が同じフロアに集い,大会へ臨む気持ちの一体感が形成されました。当日はそれぞれが,会場のすべてを味方につけた安心感に包まれ,最高の自分を表現されることを期待しています。
校長による激励
今週末から一部競技で高校総体がスタートして,来週は高校総文祭,そして高校総体の開会式からいよいよ本番が始まる。今日すべての部活動の諸君が集まっているわけです。6月5日は和太鼓部が定期公演をおこなうし,7月に入ると野球部が甲子園をめざして大会に臨むし,吹奏楽部がコンクールへむけて頑張ってくれるし,そういったすべての部活動が互いに励ましあって力を発揮してほしいな,ということで私からメッセージを送りたいと思います。
読んでいただけましたでしょうか。ここでいう「彼」,とは。
ライバルだったり対戦相手だったり,狭い意味ではね。ただ,もっと広い意味で捉えるならば,私は「自分以外すべての こと もの ひと」。
自分以外のすべてを自分の味方に付けて力を発揮して欲しいなと思っています。チームメイトも,家族も,本日は雨が降っていますが,雨も,風も,あの日差しも,猛暑も,全部味方に付けて力を発揮したい。食事も睡眠も音楽も。残された時間の中で,心と体と頭のコンディションを整えようとしますよね。ま,そんなときのヒントにしていただけたらなという風に思っています。もちろん愛用している道具もシューズも味方ですよね。
そんなふうに,奮闘する皆さんへ,私から応援ソングを次に贈りたいと思います。
「All You Need Is Love」,1967年ビートルズのナンバーです。
きみができることで できなかったことは ない
きみができることはすべてをやってきたか
きみが歌えるうたで うたえなかった歌は ない
きみの歌える歌はすべて歌ってきたか
そんな解釈もできるのかな,と思っています。
今は,気持ちをまっすぐに向けているきみたちに,ちょっと,変化球が効果あるかなと思ったんだけど。リズミカルでアップテンポな曲にのってね,気持ちを奮い立たせたり高めたりすると思います。そうやってしっかり気持ちを前に向けてもらいたいなと思います。ただ,
全力を出すためには,逆に緩めるタイミングが必要ですよね。
リラックスして,おーきく息を吐いて,気持ちを落ち着かせる時間だったり,間,がないと,ホントの君たちの全力は出せない。気持ちにもメリハリ,緩急を付けて,残された時間の中で心と体と頭のコンディションを整えて欲しいなと思っています。
残された期間,最善を尽くして最後の最後まで諦めないで,頑張ってもらいたいと思います。みんなを応援しています。
校旗貸与 / 選手代表陸上部主将
選手宣誓 / 選手代表柔道部主将
宣誓 私たち宇土高校部活動生は新型コロナの影響から,特に三年生は入学以来長く多くの制限がありました。練習も十分にできたわけではありません。それでも最後の総体まで部活動を仲間と共に続けてきた自信と喜び,ずっと応援してくれた家族,指導してくださった先生方への感謝の気持ちを忘れず 宇土高生という誇りを胸にそれぞれの試合会場で最高のパフォーマンスをすることをここに誓います。
