先日、宇土市民会館で開催されたロジックスーパープレゼンテーションで、宇土市にある五色山に関する研究を行っていた班が宇土市長賞を受賞しました。宇土市長賞はGS課題研究の中から宇土市に関する優れた研究に贈られます。今回は受賞の報告のために宇土市役所に表敬訪問に行ってきました。会場につくと、たくさんの職員の方に出迎えられ、記者の方もいらっしゃいました。まさに記者会見のような空気感です。会が始まると、市長を含め宇土市役所職員の方々に研究報告を行ったあと、意見交換を行いました。下の写真はその時の様子です。元松市長からもアドバイスをいただき、今後もため池に関する情報を提供していただけるということなのでさらに研究に活かしてほしいと思います。
【研究の概要】
研究テーマ 泥がドロン!
宇土市にある五色山では、ため池に溜まったヘドロの処理に関する問題がある。この研究はため池のヘドロを肥料に変えることを目
的としている。まず、ヘドロのEC値(窒素量)を測り、ヘドロに含まれる三大栄養素のバランスを調べた。これまでの研究では豆苗を育てるにあたってはEC値と茎が育つのに関係がないということがわかった。今回の研究では、ヘドロの状態を変化させて、どのような変化が現れるのか、米ぬか、竹パウダーなどを混ぜることでEC値が変化するのか調べることにした。それぞれの土を使用して、対照実験を行い、ヘドロを肥料として有効に使っていくための方法を調べる。結果より十分肥料に使える兆しが見えたためさらなる研究を進めたい。