令和5年7月29日から31日にかけて開催された第47回全国高等学校総合文化祭2023かごしま総文に参加し、自然科学部部門ポスター(パネル)発表において、2位相当となる「文化庁長官賞」を受賞することができました。
自然科学部門 ポスター(パネル)発表
ポスターの前で4人の大学の研究者である審査員を前に研究発表し、質疑応答を行いました。
発表は2回行われ、どちらも緊張していましたが、これまで様々な議論をしながら研究を進めていたため、どんな質問にも答えることができました。
審査時以外の時間にも、多くの人々が研究に興味を持ち、研究のことについて耳を傾け、質問をしてくれました。
研究内容は、5年間もの不知火の継続研究に関するもので、今回は特に、観測やシミュレーション、再現実験の3つから、不知火現象の実態やその原理・理由、不知火発生・観測の条件について述べた内容でした。
いただけるとは思ってもいなかった立派な賞を得ることができ、これまでの苦労が報われた思いがしました。
野外巡検
2日目の午後からは全国総文恒例の巡検があり、本校は、国分にあります上野原縄文の森公園に行きました。
火山灰を元に年代が分かった約1万年前の遺跡や地質の観察、火起こし体験を行いました。
総文での発表を通して、先輩から引き継いだ研究に対する理解や考え、思いを深めるとともに、さらに研究を進めていこうとする気持ちを新たにすることができました。これからも応援、お願いします。