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ロボット競技会で宇土中チーム,宇土高チームがダブル入賞,全国へ!

 宇宙エレベーターロボット競技会九州オープンが昨日(10/8日曜)、宇土中学校・宇土高等学校を会場に開催されました.宇宙エレベーターロボット競技会は今回で記念すべき10回目を迎え,全国大会予選を兼ねた九州オープンは初開催となりました.レゴWRO全国大会出場経験のある他県チームの参加がある中,本校からは,中学生2チーム、高校生1チームがエントリーしました.
 競技の結果、1位に宇土中Bチーム(中1女子)、2位に宇土高チーム、3位に香椎工業高校アルファチームが入賞しました。この3チームは,基準をクリアし,全国大会出場条件を満たしたため、神奈川大学みなとみらいキャンパスで開催される全国大会(11月23日木曜・祝)への出場の切符を手にしました。
 宇土中Bチームは6月末に,科学部1年女子2名でチームを編成,約3カ月あまりで,本大会1位を獲得し,見事,全国大会初出場を果たしました.また,宇土高チームは,昨年,大阪オープンに参加し,上位入賞はならなかったものの,2年目にして全国大会初出場を手にしました.おめでとうございます!
 
宇宙エレベーターロボット競技会とは
 宇宙エレベーターについて学びながら、ロボットを製作し,ものづくりやプログラミング能力、創造力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力の育成を図り、将来の宇宙事業エンジニアの育成に繋がる課題解決型学習(Project Based Learning)を兼ねたコンテストです。宇宙エレベーターロボット競技会は,主にリージョナル部門とグローバル部門に分かれており,グローバル部門は全国大会予選を兼ねていて,中学生、高校生が同じ土俵で戦い,必要なミッションをクリアし、かつ上位に入賞したチームだけが全国大会出場権を得ることができます。今年度は,九州オープンが加わり,関東Aオープン,関東Bオープン,関西オープン,東北オープンの5会場で全国大会予選が行われました.
 テザーと呼ばれるベルトをつたって垂直にロボットが登っていくため,頑丈かつできるだけ軽量なロボットを製作する必要があります.アースポート(地上駅)から地上4m(九州オープンは約3m)に設置された宇宙ステーション(円形の箱)に、物資(ピンポン球)を運んだり,宇宙ステーションの物資をアースポートまで安全に降ろし、そのポイントやタイムを競います。ボタンを押してスタートしたら全て自動で様々なミッションをこなす必要があるため,アイデアとプログラミングスキル,課題解決力を競う競技とも言えます.今回,九州オープンには,小学生2チーム(福岡)、中学生2チーム(宇土中2)、高校生5チーム(宇土高校1、天草高校1、香椎工業高校3)が参加しました。

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