明日からの大学入学共通テストにむかう高校3年生への激励会がありました。
会の最初に校長先生からの激励の言葉をいただきました。その中で分かってきたことは
実は、共通テストはゴールではなく始まりであること。そして受験には何度もスタートがあること。合格通知もスタートと位置付けるならゴールはないこと。これまでに残念ながら不合格通知を手にした人、悔しくて自分に腹を立てたり、涙に暮れて意気消沈して人もいるでしょうが、それはゴールではないこと。逆境にこそ夢がある、逆境にこそ可能性がある、チャンスがある、頑張るチャンスが目の前にあるということ。ネバーギブアップ。最後まであきらめない。何が幸いするか、わからないのだから。3月末にかけて過ごす期間は、人生の中で初めて経験し、これから何度も立ちはだかる、脳に汗し、思考体力が猛烈にパワーアップする100日間と言えるでしょう。これが受験勉強のかけがえのない主産物で、合格通知の方は副産物だということ。何が幸いするかわからないということ。
校長先生はまた、本校と同じくSSH校の、しかもSSH指定の先輩である石川県立七尾高等学校HPに掲げてある「日日是好日」という言葉と、先日のラジオニュースから聞こえてきた七尾高校の3年生の言葉を紹介してくださいました。全国、いろんな場所に明日からの共通テストに向かう仲間がいます。ひとりではありませんね。また、本校校歌にもある「進取敢為」を紹介してくださいました。このことばの持つエネルギー、力を与えてくれます。本校生にとって特別なことばです。
なぜこのようなお話をなさったか、それは皆さんがかけがえのない存在だから、ということでしょう。熱心に励ましのことばを伝えてくださいました。
その後、進路主事から、前日の過ごし方、当日の呼吸法、受験会場でのあれこれ、大変役に立つお話と激励をいただきました。
また、高3学年団の先生方お一人お一人から、メッセージをいただきました。試験のツボから、クスクス笑える話、えっ!と悲鳴をあげたくなる話、いろいろなお話をしていただき共通テスト前日の、参加者全員の共通の、そう、まるで秘伝ですね。
ひとつ確実に言えることは、先生方全員、18歳だったってことですね。大学入試の様々な思い出があるっていうことですね。皆さんのために、最後の最後まで役に立てて欲しいとメッセージを紡ぐ先生方の言葉と、耳を傾ける皆さんの前を向いた顔がとても印象的な激励会でした。