科学部地学班が熊本県の代表として、ぎふ総文2024の自然科学部門の研究発表(地学分野)に出場しました。
第48回全国高等学校総合文化祭 清流の国ぎふ総文2024
眩しすぎる青空の炎天下で、熱中症警戒アラートが出される中、文科系部活動のインターハイである全国総文の熱戦が始まりました。
令和6年8月3日(土)~5日(月)の3日間にわたって、大垣市の岐阜協立大学の北方キャンパスで開催されました。
岐阜協立大学のモニュメント前にて
地学班は、トップバッターでワクワク、ドキドキの発表を行いました。
発表テーマは「不知火海を吹く風~近くに気象観測所がない場所の風の推定~」です。
不知火現象の再現に成功したことで、不知火の発生条件の一つが「風」であることが分かりました。
しかし、不知火の観測所である「永尾」の近くには気象観測所がないため、不知火海を吹く風の傾向やその原因を明らかにしたい、という研究内容です。
年間を通して不知火海では、夜間には陸から海に向かって「陸風」が吹いており、昼間は季節風が卓越することが分かりました。
全国大会ということもあり、研究良し、発表良し、学ぶべきことがたくさんあります。
明日は、午前に研究発表、午後は巡検会があります。
巡検会では、金生山の「フズリナ石灰岩」とM8.0の濃尾地震によって現れた「根尾谷断層」観察を行います。
明日も楽しみです♪
大垣市の水都まつり