日本気象学会九州支部主催の研究発表会「ジュニアセッシ ョン in 九州」にてオンライン発表を行いました。
2024年度第46回日本気象学会九州支部発表会 ジュニアセッション
令和7年3月2日に九州大学の筑紫キャンパスにて行われた2024年度第46回日本気象学会九州支部発表会のジュニアセッションに参加し、オンライン発表(Zoom)を行いました。
ジュニアセッションは、高校生および中学生が課外活動の理科クラブや探究活動などで行った気象に関する調査や研究などの成果を発表し、大学の研究者など気象の専門家が直接アドバイスなどを行う場です。
今回は、5件の発表があり、他県の中学生や高校生の発表がありました。
1つは、温暖化傾向を昼と夜、季節ごとで比較しその傾向をみたり、その要因について考察したりする研究でした。
もう1つは、古文書から江戸時代の気候を復元する研究で、どちらの研究も多くのデータから科学的考察を行った大変面白い研究で、データ解析の手法など勉強になるところが多々ありました。
本校からは、3件の発表を行いました。1つ目の不知火の研究は、観測に成功した不知火の現象に注目した内容です。
2つ目の浮島の研究は、観測と再現実験からより浮いた浮島をみる条件を明らかにした内容です。
3つ目は、不知火がみられる時期がなぜ八朔(旧暦の8月1日)なのかを調べた研究で、理由を、海水温と風に着目して気象学的な視点から考えた内容です。
様々な有益な助言を頂いたので、今後、研究や発表に生かしたいです。