宇宙エレベーターロボット競技会九州オープン(熊本大会)@宇土中高 開催のお知らせ
~ ロボットで“未来の宇宙輸送”を体感しよう。地域から科学を育てる一日 ~
開催日:10月12日(日)
時間:9:30–13:00(予定)
本大会は、本校のシチズンサイエンスの一つの取組として、宇土中学校・宇土高等学校体育館を会場に「宇宙エレベーターロボット競技会 熊本大会」(九州オープン)を開催します。今年で3回目の開催です。宇宙エレベーターは、単なる「夢物語」ではなく、地域の学校や家庭から誰もが関われる研究・開発のフロンティアです。小学生から大会に参加できます。
レゴ®を中心とした自律ロボットがテザー(ベルト)を垂直に登り、宇宙ステーションに“物資”を届けたり、掘り出した鉱物をサプライヤーに届けたりして、安全に帰還するまでを、アイデアとプログラミングで競います。未来の宇宙事業を、地域から一緒に盛り上げましょう!
観覧【無料/予約不要】 ※入口にて受付を行いますの氏名等をご記入ください。
競技の見どころ:
・ボタン一つで“完全自動運転”開始。登る・運ぶ・降りるをロボットが自律制御
・テザーの摩擦、加減速の最適化、ミッション順序の戦略…“工学×情報”の総合戦
・プログラムの安定性と回収時間(タイム)を、アイデアと検証で詰め切るスリル
昨年は県内外から中高生10チーム・小学生1チームが出場。宇土中高チームが優勝し、神奈川大学みなとみらいキャンパスでの全国大会(11/23)に出場しました。挑戦が次の挑戦を生む——今年も熱い一日になります。今年は、宇土中から3チーム、宇土高から1チームが出場します。
※本校は、宇宙エレベーターという次世代の宇宙輸送構想をテーマにしたロボット競技会に参加したり,九州地区の会場校として開催したりしています。これは単なる競技ではなく、宇宙工学の基本原理の理解(重力、摩擦、電力制御など),プログラミング・設計・試作というSTEM教育の実践,協働・創造・失敗から学ぶプロジェクト型学習という点で、未来科学への第一歩を市民が体験する機会でもあります。
そのため,本校の理科室を会場にしたり,出張出前講座として、地域の小中学生や保護者を対象としたワークショップを開催し、競技会出場を支える人材やファン層を育成しています。今後も、科学技術を市民とともに創造する「シチズンサイエンス(市民科学)」の実践を通してり、地域に根ざした科学教育のモデルづくりを行っていきます。