GLP説明文

グローバルで、宇土から世界へ! 7年間で346名が海外での研修を実現!

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課題研究を生かし、アメリカの世界ランク30以内の4大学に合格! 柳井正財団海外奨学金にも合格

 彼はプログラミングに興味がある生徒で,科学部に所属し,スマホのカメラをかざすだけで糖度・濃度が測定できるアプリの開発を行っていました。また,SSコースに進み,課題研究では「Dynamic Questioning: 強化学習を用いた生徒の学 習意欲維持と学習の効率化を両立する出題アルゴリズム」というテーマで研究し,情報処理学会(中高生情報学研究コンテスト)2022で優秀賞並びに若手奨励賞を受賞しました。

 本人は宇土中高でのペーパーブリッジコンテストや無人島サバイバル体験,科学コンテスト発表で様々なことを学ぶことができ,とても良い経験ができたといいます。また,国内外の学会や科学コンテスト、研究機関訪問等に参加し,そこでは最先端の研究を行う研究者の方々や、本当に高校生なの?と驚くほど社会課題の解決などに強い情熱を燃やす仲間と出会うことができ、自分は何をしたいのか、そのために何を学ぶのかということを深く考えさせられたそうです。

 これらの宇土校ならではの経験から、より多様な背景や高い志をもつ人々と出会い、自分を成長させられる環境に行きたいと考え、米国の大学への進学を目指すようになりました。コロナ禍でもオンラインを活用した校内セミナーを開いたりと積極的に活動していましたので,大きなスケールでみんなのために何ができるかを常に考えていた行動が彼を成長させたのでしょう。海外の大学に進学したいという熱い思いが叶い,柳井正財団海外奨学金をいただきながら情報系に強い大学(カリフォルニア大学サンディエゴ校)に進学します。 

柳井正財団バナー

「柳井正財団海外奨学金」の支援内容:

 大学の授業料だけではなく、寮費や保険料、生活支援金なども含む金額を支給しており、4年間の学生生活をトータルで支援。

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前列の一番右が吉野くん(科学部物理班の生徒と一緒に)

 

本校の取組を経験し、保育士希望の彼女がミネルバ大学へ! 孫正義育英財団奨学生にも合格

小さい頃の夢は保育士だったという彼女,U-cubeに足繁く通い,海外留学や海外大学の情報をたくさん得たと言います。宇土中高で学んだ6年間で,外国人との交流やボランティア活動に積極的に参加し,「アメリカで科学研究と企業の融合について学びたい」と夢を抱きました。その夢を叶え,次の未来世界を創造するミネルバ大学(Minerva)に進学しました。 

「孫正義育英財団」奨学生の支援内容:

  ・新しいテクノロジーの研究・開発費用の一部もしくは全額支援
  ・起業や社会活動に関わる準備費用の一部もしくは全額支援
  ・留学や進学費用の一部もしくは全額支援 

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 EduAでも紹介されました。

 someoneでも紹介されました。

 

進化を続ける本校独自の取り組みGLP。U-cubeはまさに夢のトビラ。

 本校にはU-cubeという他の学校にはない独自の部屋があります。この部屋は授業だけでなく,GLPの活動拠点として使用される場所で,英語の先生が常駐しています。

 部屋には,英語に親しめるようにと,英訳マンガや英語力向上テキスト,理科の海外専門書などが置いてあります。ALTの先生と一緒に英会話やゲームを楽しんだり,留学や海外研修の相談をしたりすることもでき,テレビ会議を用いた海外の高校生との交流も盛んです。これまで多くの中高生が海外で異文化交流や英語による研究発表を体験しています。

 GLP独自のカリキュラムとしては,「英語で科学」,「Power Lunch」があります。「英語で科学」は,理科の身近にある内容をALTや州立モンタナ大学の先生から学んだり,本校の理科の先生から直接,英語で学んだりします。「Power Lunch」は,気になる時事ニュースを英語と日本語で学ぶことができ,昼食を取りながら気軽に参加することができます。どちらの講座も初心者でも自由に学ぶことができます。実際に,これらの講座に参加して大学のグローバルコースに進学が決定した生徒もいて,他の学校からも熱い視線が注がれています。

 その他,「同時通訳講座」や「TEDxKumamoto」など様々な取組が開講され,こちらも予想以上の人気を集めています。英会話サロン「U-cube」は,中学生も高校生も利用できる魅力がいっぱい詰まった宝箱です。これからもGLPは常に進化を続けていきます。

※グローバルリーダー育成プロジェクトGLPは同窓会支援により平成24年度に始動し,運営されています。

 

熊本県立宇土中学校・宇土高等学校
〒869-0454 熊本県宇土市古城町63
TEL 0964-22-0043  FAX 0964-22-4753

熊本県教育情報システム登録機関
管理責任者:学校長
運用担当者:総務部 

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