本日今年度最後の活動日でした。
長きにわたり本校の外部講師を務めてくださった田島公子先生が,本日をもってお辞めになるとのことで,卒業生も参加し,お別れの茶会を行いました。
田島先生のこれまでのお導きに感謝するとともに,益々のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げます。
3学期終業の日を迎えました。この学年の終わりにみなさんに去来するものは何でしょう。様々な挑戦があったでしょう。学校としては,今年度の終わりにようやく,第一体育館に集合してみんなでこの年度の終わりを締めくくることができました。この表彰式,終業式にも様々な挑戦をしました。
体育館への集合を生徒達は自分たちでできるかな。もしかして入学以来はじめての体育館に全員集合!ですかね。ですよね。中学生と高校生が一緒に体育館で式典,他学年と一緒に式典,時間内に生徒達は自分の場所に正しく整列し終えるのかなぁ。
ライブスタジオルームから各教室へ配信していた生徒会,放送部による式典運営を全校生のいる体育館でスムーズにできるかな。
いつもは教室で小さく見ていた,表彰される団体個人の取り組みが分かる紹介スライドを100周年記念事業で整備されたスクリーンに上手く投影できるかな。
果たして表彰式は大成功。体育館への集合もスムーズにでき,大掃除を終えた生徒たちは体育館へ集合しながら,次の世界へ向かう生徒達への,失敗を恐れないで,それは成長ってメッセージを受け取ったことでしょう。そしてステージ上で表彰される生徒の活動を知り,リスペクトの拍手をおくることができました。
先日、宇土市民会館で開催されたロジックスーパープレゼンテーションで、宇土市にある五色山に関する研究を行っていた班が宇土市長賞を受賞しました。宇土市長賞はGS課題研究の中から宇土市に関する優れた研究に贈られます。今回は受賞の報告のために宇土市役所に表敬訪問に行ってきました。会場につくと、たくさんの職員の方に出迎えられ、記者の方もいらっしゃいました。まさに記者会見のような空気感です。会が始まると、市長を含め宇土市役所職員の方々に研究報告を行ったあと、意見交換を行いました。下の写真はその時の様子です。元松市長からもアドバイスをいただき、今後もため池に関する情報を提供していただけるということなのでさらに研究に活かしてほしいと思います。
【研究の概要】
研究テーマ 泥がドロン!
宇土市にある五色山では、ため池に溜まったヘドロの処理に関する問題がある。この研究はため池のヘドロを肥料に変えることを目
的としている。まず、ヘドロのEC値(窒素量)を測り、ヘドロに含まれる三大栄養素のバランスを調べた。これまでの研究では豆苗を育てるにあたってはEC値と茎が育つのに関係がないということがわかった。今回の研究では、ヘドロの状態を変化させて、どのような変化が現れるのか、米ぬか、竹パウダーなどを混ぜることでEC値が変化するのか調べることにした。それぞれの土を使用して、対照実験を行い、ヘドロを肥料として有効に使っていくための方法を調べる。結果より十分肥料に使える兆しが見えたためさらなる研究を進めたい。
宇土中高生が進路を自分ごとに考え,UTO-LOGICを高め未知なるものに挑むためのマインドセットとともに,自他のウェルビーイングを目指したキャリアデザインを描く一助とするための希望選択制の講座を企画しました♪
最終日 4日目の講座の会場の様子です。
多様で予測不能な,しかし可能性にあふれているこれからの社会へ羽ばたく皆さんのキャリアのドアをノックノックノックノック。生徒達は真剣に考えながら聞いていて,たくさん発言をしていました。よき話し手とよき聞き手によってよき講演会が創造される。ライブならではの刺激がたくさんありました。
季節も人も行き交う,時間の惜しまれるこの3月に,貴重な時間を割いてでも会いに来てくださり,ご自身の貴重な話をしてくださった4人の大人の方々との邂逅は,生徒達にとり,だんだんと効能が顕れることでしょう♫講座に参加してインスパイアされたこと,今は気がつかなくても,もっと未来で再び気がつくこと,様々なことが楽しみです。
環境省が進めるユース環境活動に関する新聞や冊子に、地学班の取り組みが紹介されました。
昨年12月に九州・沖縄大会に出場しましたが、その時の発表等がHPに紹介されています。
HPでの活動紹介(HP:活動高校全国一覧 - 第8回全国ユース環境活動発表大会 (erca.go.jp))
また、全国の高校生の環境活動を紹介する読売新聞社発行の「SDGs新聞」や、環境省・独立行政法人環境再生保全機構・国連大学サステイナギリティ高等研究所の「全国ユース環境活動事例集2022」にも取り上げられています。
「SDGs新聞(読売新聞社発行)」より
「全国ユース環境活動事例集2022(環境省・独立行政法人環境再生保全機構・国連大学サステイナギリティ高等研究所)」より
全国の高校生による様々な環境活動が紹介されており、大変勉強になります。
これからも持続可能な社会実現のために、広い視野を持って取り組んでいきたいです。
熊本県立宇土中学校・宇土高等学校
〒869-0454 熊本県宇土市古城町63
TEL 0964-22-0043 FAX 0964-22-4753
熊本県教育情報システム登録機関
管理責任者:学校長
運用担当者:総務部