SSHタイトル

SSHにおける成果

成果(実績・論文・生徒数の推移 等)

SSH第二期(2018~)の主な成果

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2022年度(令和4年度・SSH第二期第5年次)
2021年度(令和3年度・SSH第二期第4年次)
2020年度(令和2年度・SSH第二期第3年次)
2019年度(令和元年度・SSH第二期第2年次)
2018年度(平成30年度・SSH第二期第1年次)
  • 第 21 回化学工学会学生発表会京都大会 奨励賞(2019.3)
  • 2019. 2 月 熊本県アプリアワード 2019 最優秀賞(2019.3)
  • 13th International Student Conference on Advanced Science and Technology BEST PRESENTATION(2018.12)
  • 第 27 回バイオ甲子園 2018 特別賞(2018.11)
  • 第 89 回 日本動物学会 札幌大会 優秀賞(2018.9)
  • サイエンスインターハイ@SOJO 総合教育センター賞 (2018.7)
pdf 科学部の活動実績等〔詳細〕2018~ (449 KB)

  副実像研究:2011~2017年の6年半にわたる宇土高生の研究が光学分野で新たな成果を残しました。

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  1. インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2018 [米国・ピッツバーグ]グランドアワード賞(物理・天文学部門4位) pdf Whether Insects See Anomalous Images Located Near a Lens or Not ~Verification of Lens Equations for Anomalous Images and Application of the Simple eye of an Insect~ (4.84 MB) 副実像に関する英語論文(May 2018  、PDF 5MB)  
  2.   pdf 熊本・宇土高 2017JSEC提出論文 (1.15 MB) (日本語1.2MB、PDF)
  3.   pdf 熊本・宇土高 2017JSEC発表ポスター (2.60 MB) (日本語1.6MB、PDF)
  4. 副実像の研究が物理の教科書に掲載。
  5. NHKで放映されました 2019年3月7日木曜 23:00-23:30 Eテレ 「ろんぶ~ん」
  6. NHK出版本に掲載されました 「奇跡の論文図鑑(NHK出版)」2020年1月
SSH第一期(2013~2017)の主な成果
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    1. CASTIC第29回中国青少年科学技術イノベーションコンテスト 国際代表部門 銀メダル (JST推薦) [2014北京大会]
    2. SSH(スーパーサイエンスハイスクール)生徒研究発表会 文部科学大臣賞受賞【日本一】[2015]

  1. 11回青年科学技術会議The Conference on Science and Technology for Youths(アジア大会) 数学部門1位 [2016タイ・バンコク]
  2. アジアサイエンスキャンプ日本代表として出場 (JST主催)2年連続 [2016,2017]
  3. 日本物理学会第13回ジュニアセッション最優秀賞受賞【日本一】[2017]
  4. 第41回全国総合文化祭(自然科学)物理部門最優秀賞受賞【日本一】[2017]
  5. JSEC高校生科学技術チャレンジ 花王賞受賞[2017] (副実像の研究)
  6. 国際先端科学技術学生会議ICAST ベストプレゼンテーション賞[フランス2014・インドネシア2015]

 

SSH第二期(2018~2022)の主な成果

  1.世界最難関大学と称されるアメリカ・ミネルバ大学に現役合格(2019年) ※孫正義財団奨学金に合格

   

      2. JSEC高校生科学技術チャレンジ 花王特別賞受賞[2019年] (全反射の研究)

      3. 国際先端科学技術学生会議ICAST ベストプレゼンテーション賞(2020年)

   4.世界ランキング30位以内と言われるアメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校に現役合格(2022年) ※柳井正財団奨学金に合格

   5. 2021年度情報処理学会中高生情報学研究コンテスト優秀賞(2021) ※若手奨励賞も受賞

 

 SSH指定前・後での推移
過去5年間の理系生徒数の推移(3年生)及びSSコース学会等研究発表数の推移 

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科学部の部員数 及び 大会出場件数の推移(延べ数)

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  SSH生徒研究発表会の発表テーマ等
  1. 2013年(H25、第1期1年次) 凸レンズ研究 / ポスター発表賞
  2. 2014年(H26、第1期2年次) 合金の研究
  3. 2015年(H27、第1期3年次) 副実像の出現位置の数式化に成功 / 文部科学大臣賞
  4. 2016年(H28、第1期4年次) リボソームによる多能性幹細胞の創造
  5. 2017年(H29、第1期5年次) 身近なカエルの年齢査定
  6. 2018年(H30、第2期1年次) MRIによる成分解析・濃度測定
  7. 2019年(R01、第2期2年次) 昆虫-植物間のコミュニケーション~クスノキの香り~ / ポスター発表賞
  8. 2020年(R02、第2期3年次) 屈折率の研究 / ポスター発表賞
  9. 2021年(R03、第2期4年次)あみだくじで数学2 ~あみだくじに共通する誘導 部分グラフの発見~

   pdf これまでのSH生徒研究発表会(2009-)結果 (398 KB)

組織体制・学校設定教科・科目等

組織体制・学校設定教科・科目等

全校体制

組織体制

①探究をキーワードにした『探究の「問い」を創る授業』を全教科で実施
  1. 教科と探究の関連性を高める「3人1組教科の枠を越える授業研究」を実施
  2. 教科の視点を「探究」の指導に活かすワークショップ型職員研修を実施

 

②課題研究を全職員で実施
  1. 1年「ロジックリサーチ」「プレ課題研究」2年、3年「SS課題研究」「GS課題研究」と各学年で探究活動を支援
  2.  研究成果を「研究要旨」「ポスターセッション資料」「論文」にまとめる支援、「口頭発表(日本語、英語)」で行う支援

 

③対面による授業とオンライン(googleClassroom)を融合した ハイブリッド型の授業を実施
  1. 全生徒にGoogleアカウント発行し、オンラインで授業、教材、質問、情報共有できる支援

 

 運営組織・時間割 
  1. 事業の運営を円滑に行うため、軸となる縦割りの各部に加え、クロス構造として研究開発部(クロス部署)を設置し、さらに、各部を越えてマネジメントできるSSH推進委員会(Cross Functional Team/CFT)を設置しています。
  2. 研究開発部に、SSH研究主任・GS(グローバルサイエンス)研究主任・GLP(グローバルリーダー育成プロジェクト)研究主任・ICT研究主任を設置し、全校体制での実施を可能にしています。
  3. 大学・専門家など有識者から指導・助言をいただくSSH運営指導委員会を年2回行っています。
  4. 3学期制、完全週休2日制(週33単位)で時間割を編制しています。 
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探究活動に係る取組(学校設定教科・科目)
  1. 本校が開発した学校設定教科「ロジック」では、探究活動、探究型授業を推進する様々な学校設定科目を設定しています

 

探究活動に関わる科目
1年次
  1. ロジックプログラム(1年全員 : 1単位)

 

2年次
  1. SS課題研究(2年SSコース約60名 ; 2単位 ) ※「情報の科学」「総合的な探求の時間」の代替
  2. GS課題研究(2年GSコース約180名:1単位)※「総合的な探求の時間」の代替
  3. ロジック課題研究( 2年GSコース約180名:1単位) ※ 「情報の科学」の代替

 

3年次
  1. SS課題研究 ( 2年SSコース約60名;1単位 ) ※「総合的な探究の時間」の代替
  2. GS課題研究 ( 2年GSコース約180名;1単位 )※「総合的な探究の時間」の代替

 

理科・数学に関する学校設定科目 
1年次
  1. 未来科学A(化学基礎・物理基礎の代替;3単位、中学段階での先取り学習を含む)
  2. 未来科学B(生物基礎・地学基礎の代替;3単位、中学段階での先取り学習を含む)
  3. 探究数学Ⅰ(数学ⅠA・ⅡB・ⅢBの代替;5単位)

 

2年次~3年次
  1. SS探究物理(物理の代替;7単位)
  2. SS探究化学(化学の代替;7単位)
  3. SS探究生物(生物の代替;7単位)
  4. 探究数学Ⅱ(数学Ⅱ・Bの代替;6単位)
  5. 探究数学Ⅲ(数学Ⅲ・Bの代替;7単位) 

 

プログラミング環境(全生徒)
  1. Python(高校PC室の全PCにPythonの使用環境をインストール)
  2. e-ラーニングで,中高生全員がPythonとJava言語を習得するための学習環境を整備

 

 コース編成 
  1. 2年次からSS(スーパーサイエンス)コース・GS(グローバルサイエンス)コースに分かれる
    ※教室ベースのコース選択ではなく、探究活動における取組内容ベースの選択

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先輩たちの“今”

先輩たちの”今”

無人島サバイバル体験やイングリッシュキャンプ,課題研究など,中高6年間のユニークな授業のおかげで,私たちの今があります!
  1.  宇土中学校5期生 成松さん(ミネルバ大学進学)
  2.  宇土中学校5期生 小佐井さん(明治大学進学)

 

 

SSH実験Lab

課題研究、探究の「問い」を創る授業を支える高度な実験装置を紹介します。

 

デジタルマイクロスコープ

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クリーンベンチ (無菌操作)

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マイクロピペッター(細胞培養等で微量試薬を扱う)

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遠心分離機

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オートクレーブ(高圧滅菌器)

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倒立顕微鏡

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卓上型人工気象器(温度、照度、調整可能)

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分光光度計

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ロータリーエバポレーター

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LEGO Mindstorm

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凍結ミクロメータ-

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SSHを詳しく知りたい

SSH校で得られるメリット

スーパーサイエンスハイスクールとは?

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文部科学省から、先進的な理数教育を実施する高等学校「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」として指定を受けると、将来の国際的な科学技術関係人材を育成するための様々なプログラムを展開できます。本校は2013年度から指定を受け、従来の授業スタイルによらないユニークな授業の実践や、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な探究活動を行っています。特に、LOGIC(論理性・客観性・グローバル・革新性・創造性の5つの観点)を合い言葉に、一人一人の“なぜ”を先生たちが支援しながら研究・学問でき、さらには海外研修や学会、興味を生かした専門機関との連携など、多くのことが体験できるようになっています。

  pdf 国立研究開発法人科学技術振興機構スーパーサイエンスハイスクール 2020 リーフレット (5.25 MB)

 ノウハウをもった宇土高校だからこそ、高校・大学卒業後の、自分の将来が見えてきます。まさに、スーパーなサイエンスハイスクールです。

 

SSH指定校はなぜそんなことができるの?

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 本校は文系理系問わず「研究(一人一人の、なぜ?何?を調べる)」に触れる授業があります。授業で生じた疑問を「研究」したり、科学部でさらに研究を深めたりすることができます。県内の大学だけでなく国内・海外の大学との連携も可能で、実際、つくばの大学や研究施設と独自の連携も行っており、世界最先端の研究を間近で見ることもできます。部活動と両立しながら、全国のSSH指定校が集まる全国大会や世界大会(ISEF)で発表した先輩もいます。当然、これらの経験ができる高校は少なく、大学受験の際の願書や面接でのアピールポイントにもなっています。

 

文系でもSSHのメリットはある?

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本校は、理系の生徒だけではなく、文系志望の生徒も多く在学しています。最近は、理系であっても入試に英語が必須なのでグローバルな課題に取り組んだり、海外研修や国際学会で発表したりします。また、文系でも科学的な根拠を示す理系的な視点や、ICTを活用した発表や情報処理が求められるようになっており、理系・文系関係なく、積極的に取り組めるカリキュラムを用意しています。そのため、文系の生徒でも課題研究をまとめ、校内・校外で発表することもできます。

保育士志望の文系希望だった生徒が、SSHのカリキュラムで学び、現在は、知識の習得を通して思考力や発想力を養うリベラルアーツ系の世界最難関大学と称されるミネルバ大学に進学した生徒もいます。 

 

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SSHの最近の活動の詳細は「最新情報(ブログ)」から♪

 

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 「探究活動」で、宇土から世界へ! 

 SSコースの半数以上が学会発表を経験する宇土高校
 答えのない課題に挑むことは、課題を発見する 力につながる

 

「 Boys, be ambitious!(少年よ、大志を抱け!)」 

この言葉は、クラーク博士が当時、札幌農学校の教頭に就任していて、別れの際に生徒に送った言葉として有名ですが、これには、さらに続く言葉があるそうです。

 

"Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement  not for that evanescent thing which men call fame. "

 "Be ambitious for the attainment of all that a man ought  to be."

ただし、お金を求める大志であってはならない。利己的なものを望む大志であってはならない。

名声という浮ついたものを求める大志であってはならない。人が人として備えなければならぬ、あらゆることを成し遂げるための大志を抱け。

 

これには、「お金とか名誉のためでなく、様々なものを学び、人のために役に立つ大志を抱いてほしい」という思いが込められています。

この思いは科学リテラシー* に通ずるものがあり、実は本校の探究活動・課題研究のスローガンである

 

Think  Logically,  Objectively and  Globally . Be  Innovative and  Creative.

論理的に、客観的に、グローバルに思考せよ。その思考は革新的であれ、創造的であれ。

 

は、これらを参考につくりました。しかし、世の中には科学的に装って商品を売っているものや、疑似相関関係によって誤解を招くデータがあるのも事実です。これらのいわゆる“疑似科学”に騙されないためにも、論理的思考力は本校生にとって欠かせない力と位置付けています。そのため、全員が論理的思考力を身につけられるよう「LOGIC」を合い言葉に、理系だけでなく文系に進む生徒も含め、全員が探究活動や課題研究に取り組んでいます。

 

SSHの取組は、単に理科が好きになり、プレゼンテーション能力が上がることを目的としてはいません。価値観の異なるバックグラウンドを持った人たちと触れ合う中で、自己と他者を肯定する力を身に付け、課題を発見する力を身に付けることが、世の中の動きに対応できる力、つまり“生きる力”になると考えています。

 

本校に入学してくるみなさんが、世の中に目を向けて自分で考え、常に学び続ける姿勢を、宇土高校を卒業した後も持ち続けていってくれるものと期待しています。

* 科学リテラシーとは、一般的に、単に知識があるというだけでなく科学的な考え方を様々な場面に応用できる力とされています。

 

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運用担当者:総務部 

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